練習についていけるか心配です(マスターズ選手の場合)
KPSでは、ご本人のやる気を重視します。
体験参加をご希望いただくときに、S1(*注1)ベストタイムを教えていただいていますが、それはあくまで目安。
速ければよい、というものではありません。
KPSが重視するのは、向上心と人間性。
向上心とは、自分の課題を達成するために真摯に努力する姿勢をお持ちかどうか。
人間性とは、仲間との協調性、人と比べず自分と向き合う姿勢、年齢に関係なく仲間をリスペクトする姿勢、コーチの指示に従う姿勢をお持ちかどうか。
練習メニューはハードです。2レーンのうち、速い方のレーンではタイムサークルもきついです。
しかし、自分に挑戦する、自分の限界値を上げる、今よりも速くなる、そういう気持ちをお持ちであれば、慣れるに従い、練習を楽しめるようになります。
メニューを全部こなそうとしなくても大丈夫です。1本レストをいれても、次の1本また頑張ればよいのです。タイムサークルについていけなかった場合は、1本レストを入れて、他の人の妨げにならないようにします。様子を見てコーチがレストの指示をすることもあります。
まずは体験参加していただき、チームの雰囲気をみていただき、このチームで練習していこうと思うかどうか、そこをご確認ください。泳力は必ずついてきますので大丈夫です。
注1*S1とは、Style 1:スタイルワン:一番得意な種目、という意味です。「エスワンは何ですか?」という言い方でよく使います。
練習についていけるか心配です(ジュニア選手の場合)
ご本人が水泳をやりたい! 速くなりたい! という気持ちをお持ちかどうか、でご判断ください。
そのような前向きな気持ちが強ければ、周りは速いメンバーばかりなので、とても良い刺激になり、最高の練習環境となります。
KPSでは、小学生、中学生、高校生までの、ジュニアの大会に出場できる年齢をジュニアと呼んでいます。ジュニアの場合、成長とともに、泳力がぐんぐん伸びていきますので、入会時は列の一番最後でも、数年後には列の先頭で練習をひっぱる、というように、成長します。
コーチも、メンバーも、それがわかっていますから、とても温かく、本人を見守り、励ましながら、一緒に練習をします。
タイムサイクルがきついようでしたら、1本ぬかし、2本ぬかししながら、全体練習についていけるように、コーチが配慮いたしますので、ご安心ください。
KPSの他にない大きな特徴は、ジュニアからマスターズまで、一緒に練習をすることです。メニューもタイムサークルも同じです。目標が同じなので、強い連帯感が生まれます。
ジュニアにとって、この環境は、人格形成にとてもプラスに働きます。
コーチ含め、全員が現役選手であることから、一人一人が強い向上心を持っていますので、練習時間の間は、妥協せず、真剣に取り組みます。
大人が真剣に努力する姿を間近で見ることは、ジュニア選手にとって大きな学びとなります。お父さん、お母さんと同じ世代、または、それ以上の年齢の方が、肩でハアハアと息を切らせながら、レスト5秒でまたスタートしていくのを隣で見るわけですから、よし、自分も頑張ろう!となるわけです。
また、コーチは全員の様子をしっかりと把握していますので、10本のサークル練習中でも、必要とあれば、「○○君、ちょっと上がって」といってプールサイドに上げて、プルのストロークの位置を教えたりと、手厚い指導をしますので、その場でフォーム改善につなげることができます。
保護者の方には、可能な限り、水着を着て、プールサイドでご見学いただくことをお勧めしています。
ご本人の頑張り具合、チームの雰囲気、コーチの指導の様子を間近でご覧いただくことで、KPSへのご理解を深めていただくと同時に、ご本人への応援になるからです。
練習後は、コーチ、本人、保護者様が一緒になって、練習の振り返りや今後の課題など、パーソナルな相談をすることができるのも、KPSの大きな特徴です。クラブチームでは、なかなかコーチと直接話ができないという方でも、KPSならば毎回相談ができるので、本人の納得が深まり、成長が早い、それがKPSでの練習会を利用する大きなメリットでもあります。
ブランクが長いので心配です(マスターズ選手)
小学生の時に選手だった、学生時代に部活で泳ぎこんでいた、だけどその後ブランクが10年以上あり、今また泳ぎたくなった、マスターズの大会に出てみたい。
このような方のお問い合わせも多いです。
ご安心ください。まったく心配ありません。リハビリを兼ねて、ぜひ体験参加にいらしてください。やる気に満ちたメンバーに刺激を受ける事を保証いたします(^^)。
ブランクがある方の多くは、このようにおっしゃいます。
「ちょっと泳ぎこんで、練習してから行きます。メニューについていけるように。」
お気持ちはとても良くわかります。
そのようにされても良いですし、いきなり体験参加されても大丈夫です。体が覚えていますから。
現在のメンバーでブランクありの人の例をご紹介します。
72歳東京都代表選手のKさん。ブランク50年。泳ぎながら昔の感覚を取り戻しているよ~という明るい大先輩。毎月のようにマスターズ大会に出場され、毎回メダルをお持ち帰りです。
48歳2バック専門のIさん。ブランク30年。体調管理を兼ねて水泳を再開。今ではほぼ毎日泳ぎ、マスターズ大会では全国20位ほどを維持。
35歳水泳関係のお仕事のOさん。ブランク15年。どうしようかと思ったけど、泳いでみたら案外すぐに取り戻した。とにかく練習会に来ることですね。マスターズチームにも入れて楽しいです。
ブランクがある方こそ、早めに体験参加にいらしてください。気持ちも体も、選手時代の意欲に満ちた自分を取り戻すのが早いです。1人で悩んでいると、ブランクがな・・・と、ずっと悩んで時間が立ってしまいます。まず体験にきて、コーチの指導を聞いて、そうだった、と思い出し、それから自主練を重ねたり、練習会の参加を続けていけばよいです。そして次の大会参加を決め、そこから逆算していけば、練習の励みになります。そのような環境に、自分の身を置いてあげる、それを優先しましょう。