水泳選手:チーム練習なのにパーソナル?:事例②2023年2月12日練習会@長水路

KPSブログ

KPSの名物コーチの指導には定評があります。
KPSでは、毎回10~20人のチーム練習を行っています。
小学生から50代まで、年齢もキャリアも様々です。
その日のコンディションや、直近のレース参加状況も、人によって異なります。
それらの状況をすべて把握したうえで、今日の参加者の泳ぎを監督指導しているのです。
体験の方は一様に感動してお帰りになります。
「これだけ指導してもらえるとは思わなかった。」
「こんなに細かいところまで見ていてもらえたなんて、驚いた。」
以下に、昨日の練習後のパーソナルアドバイスをご紹介します。
この記事を読んでくださっているあなた!
是非、KPS練習会に来てくださいね。

小学生のR君へ
今日は6秒出せて、頑張ったね。
大事なのは、自分の利き手と、利き手じゃない方の、バランスをとること
利き手の右手は、とても良い感じで押せているけど、
左手は、ぺろーんで流れちゃうのはダメだよ~

小学生のTくん
あとは、呼吸をした後で、頭を早く水に入れようね

小学生の2人へ
肩があがって、しっかり腿のあたりで押せるように
大きいストロークでしっかり押しながら、大きい手回しを早く回せるようになると、もっと速くなるよ
頑張って覚えようね

Y君
決勝進出おめでとう!
本当によく頑張った
やはり、真面目にひたむきに頑張ることが大事ですね

今月末のJO予選にでるメンバーへ
今、自分は仕上がっている、という感覚で臨んでほしい
今日の平均タイムは悪くない
指導していて、普段から、これぐらいは出したいなって思ってるタイムが出てきているので
レースに向けて、だんだん整ってきているな、という状態です。

Yくん
フリーの肘が固い
このままちょっと下向きに押しすぎちゃってる。
これをもう少し柔らかくして、体の近くの水を押せるようになると
もうあと 0.4 とか 0.5 とか上がってもおかしくない仕上がり。
タイム的には 8 秒をちゃんと出せてます
長水路で飛び込んで8秒台は大したもんです。
いいダッシュです。

Rくん
バックのストロークを慌てなくなりました
良くなってきている
ただ、たまにあるんだけど、ローリングして、こういう体の動きの時に、キックがふわって止まる時がある
6~8 ビートキックって、もう少しアグレッシブに蹴れるよ

Nさん
左手の修正は、1本目より2本目の方が、結構良かった
疲れてる中やって、プラス0.2で抑えられているのは、すごい才能
それならば、 1 本目から、左をもっと遠くに入れて、
少し遠くのところからキャッチして、
ストロークの幅を大きくしてって、
加速率が上がってくれれば、
下から9秒出てもいいんじゃないでしょうかってところになるね
だから自信持っていこう

E君
言われたことを、よく一発で覚えたね
あそっか、こういう風にやるもんか!っていうイメージワークは、最近すごく良くなってきた
今日の0秒6
よかったねー
もういつでも、飛び込みなしでも、このタイム出しちゃうよ!
もう1秒は出さない
そんな感じでやっていこう
俺は、飛び込んだら、長水路でも 9 秒は当たり前、淡水になったらもっと速いよ!
そう、自信持っていこう

Tさん
キックのタイミングが、うーん・・・少し遅め。
上の方でトントンって蹴りながら、ここ。
入水で蹴って、キャッチで蹴って、ストロークで蹴る。
そこのね、リズムの取り方が、いい時、悪い時のムラがあるんで、ちょっと気をつけましょう。
スタイル 2 のブレは、パワフルでとても良いですね。
うん、腰回りの姿勢もすごく良くなってきてるんで、
あとは単純にキックの練習。
ショートサイクルでやってみて、自分の力をつけてくれば、長水路でも 39 秒とかでそうな感じはします
今の形はあっていますから、脚力をつけていきましょう。

Yさん
S1のブレで、最近、チューブトレーニングの効果がすごく出てきていますね。
背中の使い方と、手の出し方が良くなってきています。
タイムもだんだん上がってきてる。
とても良いんじゃないでしょうか。
スタイル 2 のフリーの右ストローク、ここ(動作を見せながら)で止まっちゃだめ。
左手は、すっと回って、ここで止まります。
右手は、押しました、はい、回します、となっていて、連続性がないから、
肘が伸びたタイミングですぐ脱力をして、
手回しをグルーんと回せるようになると、もっとタイム上がります
3秒くらいになります

Hさん
S1は、安定して、落ちないで、タイムをキープしています。
気を付けてほしいのはフリーのキック。
ちょっと下がりすぎてしまう
キックを蹴ったら、腿の回りと股関節の力を抜いて、ぺろーんとしてみて
かかとが水面に来るようになると、次のキックをもっと蹴りやすくなります

みんなへ
フリーのキックは、あげる方に力を入れるのではなく、この一瞬だけ振り下ろすことです
一瞬だけ力が入る、ということが連続動作としてできるようになれば、もう足のブレーキはほぼない。

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